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2012.3.18 奥鬼怒周遊ツアー(一日目)

密林王ritzと行く、二泊三日の旅系ツアー 

 

 

ritzの誘いに乗ってみた。だって、「温泉宿泊まり」なんていうキラカードをきられたら
行かないわけにはいかんでしょう。ただひとつだけ不安が。。。なにせ相手は密林の
王者ritz。行く方面を考えると、すごい針葉樹林が待ち受けていそうな気がする。
まあ、およそ滑るところがなさそうなエリアでもいいとこを見つけてくるのが王者たる
所以なのですが、はたして今回はどうなることでしょうか。

一日目の行程

00

ざっと描くとこんな感じ。ritzは前日に、新前橋の駅前駐車場下見でスタンバイ。

最初は東京から電車でGOのプランだったが、最終日に新幹線利用の上で終電に
近い都市部の電車を乗り換えながら帰宅するのは気分的にツライということで、新
前橋駅集合・解散という山スキー的には前代未聞な行程となった次第。
(自宅が関越道を利用しやすい位置にあるのです)

01

桐生まではストレートシートだったが、その先はボックスシートとなり朝食を
広げて旅情を楽しむritz。日曜の朝ということもあってすいてました。

02

JR両毛線から東武へ乗り換え、到着しました鬼怒川温泉駅。すでに3時間
以上の旅だが、この先まだまだ遠い。周辺の客装(客層&装備)と違和感
があるが、塩原方面のスキー場へのアクセス経路でもあるので、この時点
ではスキーを見て不審がられることは無かった(と思う)。

03

更に長時間バスに揺られてやってきました女夫渕(温泉)。ここから先の
川沿いには温泉場が点々と存在しており、「歩いて行く秘湯」として著名
なのであるが、温泉好きの割にこれまで足を踏み入れたことが無かった
ので、実に楽しみである。

気がかりなのは天気。午後は雨の予報。標高帯が近い日光湯元のスキ
ー場で気温+6℃の予報だから雪にはなってくれそうにない。
過半数の乗客は歩いて山奥へ行くようで、また山の様子を良く知ってい
る常連さんらしき人も多く、しきりに「どこを滑るんですか?」と聞かれる。

そう、「スキーですか?」とかでなく「どこを?」という聞き方。やっぱり滑れ
るイメージの斜面はないんだろうなあと思いながら、「まあ、滑れそうなと
ことがあったら。。。」と曖昧に返す。

だが、それは自分にとってはどうでもいいことだった。今回は山奥の温泉
宿と、標高2000mの高層湿原っぽいところ(当然いまは雪原)でのキャン
プへの期待感でいっぱいなのであった。
(冬キャン装備を購入しまくり懐は寒かったのだが)

04

とりあえず路面に雪が無いので板はザックにフィックス。が、いきなりハザード。

05v

続いて第二のハザード。「山を甘く見ないで」と書いてあるし。。。

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ということで慎重に登る。

07_2

すぐに下りになって第三のハザード。急な階段に硬い雪が乗っていて
ちょっと怖かった。

08

対岸に渡るとフラットロード。ほどなく雪に乗れてシールにチェンジ。

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でも所々にミニハザード。

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とはいえ、全般には流れを見ながらの快適な歩行。

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とおもいきや、またハザード。時折きわどいブリッジ渡りがある。
整備された遊歩道のはずなのにな~。

12

橋があったり雪が切れていたりと何度か板をはずしたけど、9割型はシール
でいけました。

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氷瀑があったり、

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雪の造形を楽しんだりと飽きることがありません。これで天気が良ければ
相当楽しい歩きだったでしょうね。

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遊歩道をはずれて河原を歩いてみます。

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残念。流れに阻まれて遊歩道へ戻ります。

そして、さらに残念なことに八丁の湯あたりでついに雨が降り出しました。

16

やけに立派で山奥に似つかわしくない加仁湯の横を通り過ぎます。
雨は本降りに近くなり、道路は氷の上の水たまり状態。ジャブジャブいい
ながらのシール歩行は泣けてきます。しかも結構遠い。2時間半ほどかか
りました。

17

やっと見えました。日光澤温泉。道路はともかく電線が興を削ぎますが、
この時は一刻も早く雨から逃れたい一心だったので嬉しかったです。
そういえば、今回買った装備の一つ Osprey Kestrel(ザック)には標準で
レインカバーがついていました。軽量化のためはずそうかと思ったけど、
思いとどまって持て来てよかったです。使用初日から活用しました。

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部屋に通されほっと一息。期待通り浴衣があって一安心。でもタオルサー
ビスはありませんでした。250円も出して購入するはめに。。。

docomoは近くにアンテナがあるらしいけど、auは弱電波でした。
(一応CDMA 1Xで通信できていたけど不安定)

温泉は、内湯×1、露天×3で、透明なぬる湯から青白濁の熱湯まで揃い、
眺めも豪快で大満足でした。

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夕食。食堂の雰囲気も良いです。飛び石連休とはいえ、明日は平日なので
他に泊り客は一団体のみ。

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一般車両は通れないながらも道路は通じているわけだし、普通の温泉宿
だとばかり思っていたら、日光澤は"自称山小屋"なんだそうな。
部屋には「遊興の場ではありません。騒がないように」という旨の注意書き
があり目を丸くしましたが、自分的には好みとも言えます。
でも食事は幾分質素な温泉宿な感じ。ご飯はお櫃でたっぷり用意されてお
ります。食べ放題です。いろんな意味で気に入りました。

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「おつかれさま~」 ビンビールで乾杯できるのも宿ならでは。

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談話室のような乾燥室のような部屋。ヤマケイなどのバックナンバーが揃
っていて、薪ストーブの傍らで読書タイムを楽しめました。

さあ、明日は懸案の急登が待っています。出発前から足腰が痛かったので
もう一度温泉に入ってから床につきました(24hr入浴可です)。

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kitaca

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